フリーターからの正社員就職はかんたんではありません。
経歴面でハンデを持つフリーターこそ最適な就職活動の方法を行う必要があります。
間違った就職活動の方法をしてしまっていないかを知り、重要な対策方法を抑えることで内定獲得率が上がります。
20代、30代に分けて最適な就職活動の方法を元に、正社員就職を成功させる方法を解説します。

目次
フリーターから正社員になる方法
フリーターから正社員になる方法は、2つのパターンがあります。
1つ目は「就職支援サービスで就職活動」をすること。2つ目は「正社員登用制度」を利用する方法の2つがあります。
正社員登用制度とは
正社員登録制度とは、非正規雇用社員から正社員になる制度のこと。
この非正規雇用社員は、アルバイト・パート・契約社員が該当します。
例えば、正社員登用制度ありのアルバイトで2年のアルバイト勤続の後に、アルバイト経験が評価され、正社員登用制度が適応される。などです。
この制度を利用する業界業種は、飲食やアパレル、製造業、警備、医療、福祉介護に多いです。
また、スーパーや家電ホームセンターなどの販売店や、不動産業界や、特にアパレルは、アルバイトからのステップアップの流れを取るのが多いです。
アルバイト先が、正社員登用制度を採用している会社かどうかによるため、今のアルバイト先での正社員就職を考えている場合は、社員の方に相談してみましょう。
アルバイトでの働きぶりや、人となりが評価され、正社員入社のための推薦をしてもらうことがあります。
しかし、正社員登用制度は、法律で決められているわけではないため、企業の裁量次第となっています。
正社員登用制度を信じた結果、結局正社員にしてもらえず、都合よくアルバイトとして使い潰されてしまうことも十分にありえるため注意が必要です。
ポイント
自分から社員に正社員登用制度の有無を確認する。
正社員になりたいことを社員に伝える。
注意ポイント
正社員登用制度は、法律で決められているわけではないため、結局正社員にしてもらえない場合がある。

アルバイト歴4年の僕に店長から「うちの会社の社員になるの興味ない?」
と声をかけてもらった事があるので、このような流れで就職を狙うことできますね。
フリーターから正社員になりやすいおすすめの職種
おすすめ職種
- 営業職
- プログラマー
- WEBデザイナー
- 販売職
上記の職種は将来性が高く、専門的なスキルを身につけることができる仕事です。
そのうえ、学歴や職歴に左右されず未経験可の求人も多くあるため就職も難しくないです。
個人にスキルがつくため、収入も高く、年収アップの転職や、キャリアアップの転職も狙うことができるおすすめの職種です。
特に、営業職と販売職は、求人がかなり多いため、就職をしやすいです。
プログラマーやWEBデザイナーは、営業職などと比べると求人数は少なくなってしまいますが、実務未経験でも就職することができます。
一見理系や美大、専門学校の出身でなければ就職できなさそうと思われるかも知れませんが、フリーターからの就職は可能です。
スキルが身につき、働き方や副業の請負やすいところや、将来的な独立のしやすさも相まっておすすめです。
しかし未経験とは、実務経験が未経験のことを指すため、独学やスクールなどで勉強する必要があります。
おすすめの職種についての記事
営業職についての記事
プログラミング職についての記事
正社員になれないのは間違った就活方法をしているから
就活をしても正社員になれずにいるのは、間違った就活をしてしまっているからです。
フリーターからの正社員就職は可能ですが、かんたんではありません。
働かずに遊んでいるというイメージがあり、ストレートに就職をしていないと訳ありの人材と思われてしまいます。
経歴に傷があると言っても過言ではなく、スタートラインが不利な状態となっています。
また、リクナビやマイナビ、インディードのような求人サイトなどで就職活動をしてしまうと、選考を争うライバルが、第二新卒や転職希望者などになりやすく、競争相手と比べてフリーターに不利な状態で戦うことになってしまっているのです。
そのため、フリーターからの正社員就職を成功させるには、間違った就活をやめ、できる限り不利をなくした就職活動をすることが必要です。
不合格が続く方の改善方法を解説
フリーターから最短で正社員になるための最適な就活方法
結論から言うと、フリーターからの就職に強いエージェントを利用することです。
しかし、転職エージェントの利用には、年齢制限もあるなど、年齢に応じた就職活動をする必要があります。
20代フリーターの場合
結論から言うと20代の場合は、転職エージェントを利用することです。
なぜ転職エージェントなのかというと、完全無料でプロが就職に必要なことはすべてレクチャーしてくれ、あなたに合った会社選びや、内定を獲得するためのアレコレを教えてくれるため、可能な限りフリーターの抱える不利をなくして就職活動をすることができるからです。
また、取り扱い求人は、フリーターが応募することを前提とした企業ばかりのため、面接官の採用に対する人物像のミスマッチが起こりにくいため、内定がもらいやすいという理由があります。
転職エージェントの利用が最適な理由
- プロが正しい就活方法を教えてくれる
- 面接マナーを教えてくれる
- フリーターが応募することを前提とした求人から選ぶことができる
- 自分にあった業種や会社の選び方を教えてくれる
- 自己分析を手伝ってくれる
- 自己PRの内容を一緒に考えてくれる
- 完全無料
特に私が、おすすめする転職エージェントは、20代までと年齢制限をされているところが多いため、できる限り利用できる20代のうちに転職エージェントを利用して就職を決めることをおすすめします。
30代以上フリーターの場合
結論から言うと30代の場合は、ハローワークを利用することです。
求人サイトはライバルとなる相手が若手や、転職希望者などの場合が多く、採用担当の求める人材感とのミスマッチが起こりやすいため、募集要項には未経験可、フリーター可、30代までの方などと書かれていても、実際に採用される場合は、非常に少ないです。
ハローワークであれば、求人サイトに登録していない多くの会社の求人から選ぶことができます。
すぐに正社員求人へ応募せずに、一度非正規社員や派遣社員としてスキルやキャリアを積んでから正社員に転職するという方法もあります。
正社員への転職までに1年以上はかかってしまうため、最短ではなくなってしまうので詳しくは触れませんが、非正規や派遣からのステップアップを狙うのであれば、求人サイトの活用がおすすめです。
リクナビNext、DODA、リクルートエージェントあたりがおすすめの求人サイトです。
不合格が続く方の改善方法を解説
フリーターだからこそ抑えておきたい履歴書・職務経歴書のポイント
フリーターからの就職活動でも書類の作成は必要な場合が多いです。
みやすさ、わかりやすさを意識して書きましょう。
わかりにくい伝わりづらい文章を履歴書や職務経歴書で書いてしまうと、ビジネススキルが低いと判断されてしまい、書類選考落ちをしてしまう可能性が高くなります。
履歴書で注意するポイント
志望動機や自己PRでは、嘘をつかずに、アピールポイントをよく見せることを意識して作りましょう。
本来の経歴は言いづらい内容だとしても、採用したくなるように置き換えるなどしてアピールにつなげましょう。
エントリーした会社の強みや特徴を調べ、自分のやりたいこと、挑戦したいことと結びつけて考えましょう。
職務経歴書で注意するポイント
ポイントは、アルバイトの内容を自分のスキルとして伝えることができるように書くことです。
本来、職歴のある人が転職用に書くものと言うイメージが強いですが、フリーターでもアルバイトの内容を書くことをおすすめします。
書類選考で興味を持ってもらいやすくする事ができます。
また、職務経歴書を作成することができるというスキルの評価も得ることができます。
面接の際に、話の種になるため必ず用意しましょう
フリーター向けの職務経歴書の書き方を解説
実例 フリーターが面接で質問されることと対策方法
フリーターがよく聞かれる質問を3つ解説します。
よくある3つの質問内容
- アルバイトでどんな事にチャレンジしていたか
- 弊社を選んだ理由について
- あなたを雇うことのメリットについて
規模の大きさに関係なく何にチャレンジしてきたのか、どのような結果になったのか、どのような学びや経験を得たのか。
エピソードを元に得た経験をどのように会社で活かすことができるかをアピールしましょう。
面接では、言葉のキャッチボールが成立しているかが重要です。キャッチボールを成立させるためにも、「結論」「理由」「根拠(エピソード)」「結論」の順で会話を組み立てることができてば、話がそれることがなく、論理的な話し方ができる人材として評価を得ることもできます。
面接対策は練習が大切です。フリーターだからこそ聞かれる質問は必ず受けるので、答えづらい内容を含め予め対策しておくことが重要です。
フリーターがよく聞かれる面接対策を解説
フリーターからの正社員就職に有利な転職エージェント
転職エージェントでは、面接対策や、会社の選び方、書類の書き方など就活の知識があまりなくても転職のプロがすべて教えてくれるため、寄り道をすることなくスマートに最適な就職活動に望むことができます。
フリーターからの正社員就職に強い求人案件を持つエージェントを利用することで、フリーターに最適な就職活動ができます。
年齢による利用制限があり、20代までのサービスが多いです。
もしあなたが今20代ならすぐに転職エージェントを活用して優良企業で正社員就職を成功させましょう。