相手の質問の意図を想像し、理解することが大切です。
フリーターから正社員就職を成功させるためには、転職理由を抑えることがとても重要です。
フリーターになった理由や、志望動機などフリーターだからこそ絶対に聞かれる質問があります。
この質問に対して自分自身と向き合い、しっかりと回答できなければ正社員として就職することができないです。
評価に繋がりやすい答え方について解説いたします。
目次
フリーターが面接で絶対聞かれる質問
実際にフリーター時代によく聞かれた質問について解説していきます。
- フリーターをしている理由について
- アルバイトでどんな事にチャレンジしていたか
- 正社員になろうと思った理由について
- これから何にチャレンジしていきたいか
- この会社を選んだ理由について
- あなたを雇うことのメリットについて
上記6つは、面接でよく聞かれた質問です。
質問内容からは、面接官がその人の背景や、入社したらこれからどのような事を頑張ってくれそうかを見ようとしてくれている質問ということがわかります。
企業側も元々フリーター可の求人で募集しており、書類選考を通過した後の面接のため、
面接官は、前向きにこれからどんなことをしてくれそうかと言う点に大きな期待をしていることもわかります。
つまり、これからのあなたと伝えることが、高評価を獲得する大きなアピールポイントになります。
高評価につながるロジカルな質問への答え方
質問に対し、何を知りたいのかの意図を考えて答える事ができれば、面接で高評価を獲得できます。
質問の意図から自分なら何をアピールできるか考え、話の結論を決めて答えを組み立てていきましょう。
質問の意図
志望動機→志望度がどれくらい高いかを知りたい
成功体験→企業でどのように貢献してくれるかを知りたい
失敗体験→どのように工夫して乗り越えたかを知りたい
答え方を考える方法と流れ
- なぜ○○なのかの理由を考える。
- 根拠となる実際のエピソードを用意する。
- エピソードをもとに強みを伝える話し方を考える。
- 強みを、志望企業ではどのように活かせるかを解答の着地である結論にする。
評価の高い話し方
結論 → 理由 → 根拠 → 結論
の順に答えることで、論理的思考やコミュニケーションスキルが評価されます。
予め答える練習をし、あらゆる質問に対して事前に準備しておくことができれば、本番でもスラスラと答えることができるはずです。
答え方をマスターすることで、面接突破率は劇的に上がるはずです。
そして、入社後にもこの答え方のスキルは役立つので、今のうちに習得しておくことをおすすめします。
面接で絶対にやってはいけないNGな回答とは
ありがちなNGな回答例は、「言葉のキャッチボールが成立していない」ことです。
質問に対して意図を汲み取れず、ゴールを設定して話すことができないと、このような会話が成り立っていない現象が起こりやすく、結果的に実は面接官にうまく回答できていなかった。といったことが起こってしまいます。
NGな解答は以下のような例が大きく挙げられます。
注意したいNG解答
- 質問と解答が一致していない
- 話が長すぎる・短すぎる
- 自身がなく声が小さく姿勢が悪い
- 就職への理由・志望動機・自己PRに一貫性がない
質問と解答が一致していないと採用されない
面接は、言葉のキャッチボールです。意外とこのキャッチボールができていないと感じる面接は多いです。
下記が言葉のキャッチボールができていない例です。
質問と解答が一致していない例
- 志望動機を聞かれているのに転職理由を話してしまう
- 自己PR を聞かれているのに志望動機を話してしまう
- 失敗体験を聞いているのに成功体験を話してしまう
緊張して、うまく答えられないこともあるかと思います。
話し始めてみたものの、途中で何を聞かれたんだっけっと頭の中が真っ白になったり、話の着地点が聞かれていたことと結びついていなかったり、このような経験をしたことがあるかと思います。
面接中に1度程度ならさほど問題はありませんが、何度もこのような言動を何度も繰り返してしまうと、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまいます。
採用において企業は、コミュニケーション能力を重視しているため、言葉のキャッチボールを面接の場で行えるように練習をおこないましょう。
参考資料
https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/110.pdf
2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果 2018 年 11 月 22 日 一般社団法人 日本経済団体連合会
面接官があえて意地悪な質問をする理由
フリーターからの就活では、面接まで進むと意地悪な質問だなと感じる質問を受けることが多いです。
解答を準備しておかなければ、答えに詰まってしまうような質問です。
面接官が、答えに詰まるような質問をする理由を理解することができれば、自信を持って回答することができます。
採用担当として、面接でこのような質問をする事にも意味があります。
よくある意地悪な質問
- どうしてフリーターなのか
- もっと早く就職活動をしなかったのか
- フリーターの期間は何をしていたのか
- 正社員として本当に働きたいのか
- 公務員はどうして諦めたのか
- 教員はどうして諦めたのか
- 俳優や音楽などのエンタメの道はどうして諦めたの
これらの質問の意図は、
- 正社員として働くことの困難に立ち向かってくれるだろうか
- 熱意を持って仕事と向き合い、やり切ってくれるだろうか
- 採用してもすぐに辞めてしまわないか
- 本当はあまり働きたいと思っていないのではないか
など、正社員としてのあなたの気持ちの向き合い方を知るために行っています。
決してこれまでのあなたの人生や選択を否定したり、馬鹿にしたいという理由ではありません。
なので、気持ちを入れ替えて、頑張りたいということを積極的にアピールしましょう!
フリーターが面接で対策しておくべき質問と理由のまとめ
フリーターからの転職を成功させるためには、様々な理由を対策しておく必要があります。
「フリーターをしていた理由」について、「フリーターから転職を考える理由」について、「面接での質問の理由」についてなどを自分の中で理由を考え、何を伝えるべきか、どのように伝えるべきかを考え答えることができれば必ず正社員で採用されます。
もし、一人で考えることが難しかったら、友人や家族に相談してみましょう。
すぐに正解にたどり着きたいならプロに相談してみることもおすすめです。
就職・転職エージェントについて詳しく解説