フリーターの何が悪いか考えている人

フリーターから就職

フリーターの何が悪い?周囲が心配理由と一体何が悪いのか真剣に考える

フリーター生活が長くなるに連れ、親や友達など周囲から「早く就職しろ」「いつまでフリーターでいる気なんだ」とひつこくおせっかいをかけてくることも増えていきます。

そんなことを言われるたびに、「フリーターの何が悪いんだ」「お前に迷惑かけてないだと」「ほっといてくれ」「今更無駄だ」と思う方も少なくありません。

そんな「このままフリーターで何が悪い!」と感じている方に向けて、フリーターを続けることが悪いと思われる理由と対策を解説します。

本記事は、フリーターでいることが悪いといった主張をおしつける記事ではありません。

そして現状を煽る目的もありません。

このままで将来きっと後悔すると危機感を覚えた方が読み進めて行動をしてください。

じゅん
私もフリーター時代は、親から将来や就職の話をされるたびに無性にイラッとしていました。
じゅん
今では企業の正社員として、採用担当も務めるようになった。元フリーターと採用側の目線を交えてお話していきます。

フリーターでいることが悪いと言われる理由

フリーターが必ずしも悪いというわけではありません。

フリーターそのものが悪いということでもありません。

フリーターとして過ごすことで支払うリスクを理解し、得られるリターンを活かし計画的に目的を持ってフリーターをしている場合は、周囲から悪いと言われることは少ないでしょう。

一方、大半の方が、リスクを十分に理解せず過ごしてしまい、やばいと気付いたときには社会復帰がとても難しくなっているからです。

どうせやばくなったら生活保護を受給できると思っている方も少なくないでしょう。

しかし、そんな方に限って当てにしている生活保護の受給条件を理解していないものです。

フリーターにとって耳障りの良い「自由な働き方」の、自由とは、全てが自己責任なのです。

周囲の方は、無計画なフリーターに悪い印象を持っているのです。

なんとなくや、だらだらとフリーターを続けていると将来きっと後悔することでしょう。

だから周囲はあなたがフリーターでいることが悪い状況と判断だと思うのです。

タイプ別でみる後悔するタイプのフリーターの傾向と対策

あえてフリーターをしている人もいれば、仕方なくフリーターをしている人など一口でフリーターと言ってもそのタイプはさまざまです。

フリーターのタイプごとに気をつける点があるため、まずは、自分がどのタイプに属するのかを知って、注意点や対策について考えましょう。

参考

参考論文:「フリーター」のタイプと出身階層

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjams/26/2/26_287/_pdf/-char/ja

夢を追うタイプのフリーター「夢追求型」

「芸能関係の職に付きたいから」「自分の技能・技術で身を立てる職業に付きたいから」などがこの夢追求型に分類されます。

学校の先生になりたい。バンドマンとしてメジャーデビューしたい。

など夢の実現のために時間と投資していて、時間の確保と生活に必要な収入を得るためにフリーターを続けている人です。

夢追求型のタイプでも、気をつけなければいけないことがあります。

  1. 期限を決めること
  2. 夢を言い訳にして現実逃避をする

期限を決めないといつまでもずるずるとフリーターのまま時間だけが過ぎてしまいます。

年齢は重ねた分だけ就職活動では不利になっていきます

将来どこかのタイミングできっぱりと諦めるためにも、期限と決めることでメリハリをつけて行動することができます。

教員を目指していると周囲には宣言しているのに、現状は勉強や教育活動をせず、教員採用試験を受けていないなど、夢を正当化して現実逃避をしていては、将来を更に狭めてしまうことになってしまいます。

夢を叶えられないことは恥ずかしいことではありません。新しい道を歩むこともまた英断と言えるはずです。

今一度、自分の気持と現状を整理し、誰かに相談してもいいので、次の行動を考えてみましょう。

目的のないタイプのフリーター「モラトリアム型」

明確な目標のないタイプのフリーター「モラトリアム型」

「自分に合う仕事を見つけたいから」「気楽に働きたいから」「なんとなく」などがこのモラトリアム型に分類されます。

内定を獲得できずにそのまま大学卒業後もアルバイトを続けていて、特にやりたいこともなく、フリーターを続けていることに明確な目的がないタイプです。

このタイプの方は、就活モードに切り替えるスイッチがなかなか入りづらいのが特徴です。

そのため、いつまでもフリーターを続けてしまい、気付いたときには、就職が難しい年齢になっているなんてことも。

家族から就活についてあなたに問いかけていても、本腰が上がらない方が多いです。

そんな方におすすめの解決方法は、フリーター向けの転職エージェントに思い切って登録することです。

事情があるタイプのフリーター「やむを得ず型」

「学費稼ぎなど、生活のために一時的に働く必要があるから」「家庭の事情があるから」「正社員として採用されないから」「病気など事情があって就職活動ができないから」「現在就職活動中」などがやむを得ず型に分類されます。

正社員を目指して就活中の方の中で、試行錯誤しているがなかなか内定が獲得できない場合は、フリーター向けの転職エージェントの活用を検討してみるのも良いかもしれません。

フリーターの何が悪いのか

フリーターの何が悪いのかについて、事実や一般的な印象などから解説します。

結婚を反対される大きな原因になりえる

将来結婚したいお相手ができた場合や、今お付き合いをしているパートナーがいて、あなたが結婚を考えていたとします。

しかし、あなたの職業がフリーターであれば、パートナーやパートナーの両親が心から賛成・応援してくれない場合も多いでしょう。

特に男性側がフリーターであれば、お相手もどこか引っかかりを覚えるものです。

生涯フリーターでは収入が低い

フリーターの月収は高卒新卒の初任給と比べると高く、意外とフリーターの方が稼げてしまうかもれません。

しかし、生涯年収で比べると圧倒的に追い抜かれてしまいます。

生涯年収

  • フリーターの生涯年収は6000万円
  • 大学卒業後に正社員で生涯年収は2億7千万円
  • 高校卒業後に正社員で生涯年収は2億1千万円

フリーターと正社員とでは、その差額は1億5000万円です。

単純に大卒の正社員と比べると、2億円以上の宝くじを当ててようやく収入が同じになる規模感です。

また、正社員になるのが1年遅れるたびに毎年約100万円分は損をしていることになります。

人生で稼ぐことのできる金額を多くしたい場合はなるべく早く正社員になることです。

じゅん
フリーター時代の月給は17万円。正社員になった今は昇進もし、月給29万円です。早く就職した分所得に開きが出ることを身を持って痛感しました。

参考

参考資料:厚生労働省 正社員とフリーターの格差

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/12/dl/s1202-7h2.pdf

参考資料:ユースフル労働統計2019労働統計加工指標数

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2019/documents/useful2019_21_p314-358.pdf

雇用や給料が安定しない

日本の法律では、かんたんに正社員を解雇できない様になっています。

一方、アルバイトの場合は雇用期間で決まるため、雇用者側の判断で更新を認めず切られてしまう可能性もあります。

アルバイトの業務内容は主に誰でもできる仕事レベルに設計されているため、変えがききやすいため、契約を切られやすいです。

また、シフトも不安定で、日や時期によってはかんたんにシフトが削られたりしてしまうことも。

 

アルバイトは働いた時間が収入に直結します。

経験したことがある方も多いと思いますが、不足の事態で月の収入が大きく減ってしまうことがありますよね。

社会的信用が低い

クレジットカードの審査が厳しく新しくカードを持てない

マイホームやマイカーなどのローンを組むことができない

など、サービスを提供するにおいて客観的に信用がないと判断されてしまうからです。

他には、フリーターでは出世がないため将来性が低いと見られるなど、20代後半から急激に社会的信用が低く見られてしまいます。

フリーターの何が悪いのかを真剣に受け止めた人へ

フリーターを続けることの何が悪いのかに気づき、変わりたいと思ったのなら、今からでも就職活動を始めてみましょう。

本当に就職できるのか、どのような求人があるのか、どんな会社で働けるのかをネットで手に入る情報だけでなく、自分の目で見て行動して確かめて見てください。

就活を行動せずに諦める自分から一歩進むだけでも大きな変化です。

なるべくいい会社に就職ができるフリーターの就活を成功させやすくする就活方法を解説します。

フリーター向けの転職エージェントとは

転職エージェントは、就活対策付きの内定獲得までのサポートサービスです。

求職者は無料でサービスを利用でき、求人の紹介からエントリーシートや履歴書の添削や、面接対策、内定獲得までのサポートを行ってくれます。

これまで正社員の内定を獲得した経験がないため、採用レベルで求められる文章力やコミュニケーション力などの実力が身についていない場合も多いです。

それに、フリーター歴が長いと学生時代よりも実力が低下していると考えられます。

エージェントがブラック企業の求人を徹底的に外しているため、ハローワークや求人誌よりもいい会社が多い傾向にあります。

フリーター向けの転職エージェントを活用することで、最短距離で就職することができます。

フリーターから脱却する就活方法を詳しく理解し、次の一歩を踏み出してみませんか。

  • この記事を書いた人

じゅん

企業の採用担当であり、元フリーター。 職歴なしで自力で就活するも書類選考が全く通らず。 就職エージェントを利用し、26歳フリーターから優良企業に正社員就職成功。 元フリーターの採用担当として、フリーターが正社員就職できるようなノウハウを発信してます。 就職を成功させる方法など発信し、一人でも多くのフリーターさんの就職をサポートするエージェントとして、フリーターに合った就活方法や情報を発信しています。

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