こんな方におすすめ
- 就職せずに学校を卒業してしまった。
- 夢を追いかけて就職をしなかったけど、そろそろ就活を考えている。
- 公務員・教員の志望をやめ、民間企業への就職を考えている。
- 脱フリーターをする方法を知りたい。
- そろそろ就職したい。
- 正社員への就職は諦めたほうがいいのかなと思っている。
などなど、これから脱フリーターを考えている方に向け、正社員就職するためのステップや大事なことを解説いたします。
結論から言います。脱フリーターして正社員就職は可能です。まずは行動しましょう。行動あるのみです。
職歴なし26歳までフリーターの私が正社員なった経験を元に、フリーターから正社員になるための方法と、フリーターと正社員での生活の違いなどを交え、解説したいと思います。
この記事を読んがあなたが就職の一歩が踏み出せたのなら幸いです。
目次
脱フリーターするべき理由
脱フリーターをするべき理由はフリーターのデメリットにあると思います。
フリーターのデメリットを掘り下げていきたいと思います。
今の生活を続ける将来的なデメリットを改めて把握することで、脱フリーターをするモチベーションが高まればと思います。
脱フリーターして正社員になるためには、早期就職活動がおすすめです。
フリーターは収入が不安定
収入が不安定になりやすいです。
時給制のため、出勤し長時間働かないと収入になりません。みなさんも経験があると思いますが、シフトが減らされることもありす。
シフトが減れば当然収入が減ってしまいます。
病気になると一気に収入がなくなります。風邪やインフルエンザ、長期入院が必要な怪我や病気と無収入になるリスクが大きいです。
また、20〜30代となると、家族や親戚が倒れたりと、急な欠勤につながることも起こります。
これらが、収入が不安定になってしまう大きな要因です。
そして、アルバイト雇用は、企業との契約更新が必要です。雇用期間が決められているため、次の契約は更新できないと言われることがあります。
実際にフリーター時代の同僚のフリーターさんが今季までの契約と言われ、来季の契約は有りませんでした。
また、フリーターとしてアルバイトを探すことになるのなら、いっそ正社員として就活し、脱フリーターをしたほうがいいと言えるでしょう。
福利厚生をうけることができない
厚生年金を半分会社が負担してくれたり、社会保険に加入していると病気の時や失業したときに手当や支援を受けることができます。
自己負担料が多くなるため、福利厚生や社保完備の正社員として就職するほうがいいと言えます。
なかには、会社によってはアルバイトでも、条件を満たせば厚生年金や社会保険に加入できる場合があります。
また、アルバイトでも有給休暇は取得できるため、使いこなしましょう。
アルバイトだと有給はなかなか取得できないと解説するブログやメディアがありますが、法律違反です。もし、いまフリーターで6ヶ月以上勤務しているなら有給休暇を申請しましょう。有給休暇は2年で失効してしまうので、会社に制度がなくても社員や人事に相談しましょう。アルバイトでも有給休暇を受けれることと、法律違反で有ることを知らない経営者や社員は思った以上に多いです。どうしても取得できない場合、有給を利用して就活することはできませんが、そんなバイト先は一刻も早くやめて脱フリーターをすることをおすすめします。
フリーターではキャリアアップが難しい
アルバイトは基本的に誰でもできる仕事しか任されません。社員がもっとクリエイティブな上流の工程で仕事を行うため、誰でもできたり、仕組み化されたことをアルバイトに時給制で依頼しているのです。貴重な時間を時給という形で搾取されいているのです。
大半のアルバイトの仕事内容では、就活の際、アピールできるスキルがなく、正社員としてすぐに活かせるスキルがあまりない状態とも言えます。
スキルがないと、就活では不利になります。早いうちに脱フリーターをするため行動をしましょう。
挑戦や経験、スキルが身につくアルバイトはごく一部です。まずはスキルが身につきそうなアルバイトに転職しようと考えるのではなく、あなたが次に考えるキャリアは正社員です。脱フリーターを目指しましょう。正社員採用された後の転職は、きっと今よりも社会的信用があり、明確なキャリアアップができるため楽なはずです。
社会的信用がとても低くみられる
社会的地位が低いため、社会的信用にもかけてしまいます。クレジットカートの審査や、スマートフォンでの決済サービスの審査に通りにくく、ローンも組むことでが難しくなります。
また、結婚を考えたとき、相手の両親は間違いなく不安感を抱くはずです。本人同士が良くても、ご家族に認められず結婚を反対されてしますことは想像に難く有りません。負い目や不安感をなくし気持ちよく交際できるよう正社員として働くことがパートナーのためにもなりえます。
正社員よりも収入が少ない
労働時間が同じでも正社員とフリーターとでは収入に大きな違いが出てきます。最低賃金は1000円を目指しどんどん上がってはいますが、正社員の給料や年収と同等になるとは考えられません。なぜなら、人件費を安く済ませるためのアルバイト雇用だからです。当然フリーターでは昇給はあっても正社員と差が出ます。どうせなら正社員として昇進昇給するか、自己成長し、所得を上げる転職を成功させたほうが遥かに収入が増えるでしょう。同一労働同一賃金という法律が施行されますが、多くの場合正社員側として働くほうが収入に繋がります。
早く脱フリーターし、正社員に就職することが生涯年収の増加に繋がります。
貯金ができず資産が増えない
収入が少ないため、貯蓄額が正社員と比べて少ないです。そして、病気の際は出勤できないため収入がなくなるだけではなく、治療費も払わなくてはいけません。
その場合、貯金をくずして生活をしなければいけないため貯金は増えにくいです。収入を増やすことがダイレクトに貯金につながるでしょう。
老後の年金や資産形成について一時期話題になったことは記憶に新しいです。資産運用を行うためには、そのための元手や投資に回せるだけの所得の余裕がなければ資産運用は始めることができません。
アルバイトの給料では資産を作ることがとても困難なため、まずは正社員就職をし、経験や勉強をして副業や企業などの副収入を増やして資産を大きくするためにも正社員就職を成し遂げましょう。就職はステップアップの一つです!
QOLが低い
Quality Of Life クオリティー・オブ・ライフといい生活の質や満足度のよなものです。
フリーターでは生活でギリギリのため、食費や娯楽費を極端に削る必要があります。食生活は偏り、体調やメンタルも落ち込んできます。
しかし、ギリギリの生活から経済的に豊かになることで、生活の質が高くなり、体調やメンタルも良くなります。
美味しいものを食べれる機会が増えたり、旅行に行く予算が確保できたり、趣味にお金をかけることができたり、生活環境を快適に便利することもできるようになります。
金銭的な余裕は体の健康やメンタル、生活の質にいい影響を与えると言っても過言では有りません。
QOLを上げるためにも脱フリーターを目指しましょう。
年齢が上がるとどんどん就職が難しくなる
自分の年齢が上がると就職成功率が下がります。実際に私は、選考の中で何度か年齢を理由に落とされました。
「20代前半の人材があなたの後にエントリーしていたため、26歳のあなたの選考を取りやめた」
「20代前半からの応募が多く集まったため、20代後半の選考は行わないことにした」
「迷った末3歳若い方を採用した」
「少しでも長く働いて欲しいので20代前半の方を採用した」
「後2歳あなたが若かったら採用したかった」
上記が私の体験談です。年齢を一つの軸と考える企業も多く、これらを理由に書類選考や最終選考で落ちるといえます。
正直どうしようもないです。動き出すのが遅かったとくいるしか有りません。
私の経験談から、一刻も早く、できる限り若いうちに脱フリーターをするために就職活動を始めるべきだと言えます。
ずるずるとフリーター生活を続けてしまう現状はよくわかります。しかし、私のような体験はできる限りしてほしくないと思います。
少しでも多くのフリーターさんが脱フリーターできるように情報をお届けできれば幸いです。
履歴書に書く年齢はどんどん重たくなります。年齢を帳消しにできるアピールやスキルや採用したくなるような人材には急になることはできません。
年齢が若いうちに脱フリーターを目指し、就職活動に挑戦しましょう。
脱フリーターを成し遂げた方法
正社員として就職するために脱フリーターをするためのステップと方法についてご紹介していきます。
慣れない就職活動を始めるうえでの注意点やポイントなどをご紹介します。
フリーターという不利な立場から脱するためのフリーターに有利な就活を行いましょう。
就職活動の荒波に飲まれる覚悟を決める
結論から言いますフリーターから正社員への就職活動は甘くないです。とてもむずかしいです。はっきりと言い切ったのは、甘い考えを持って望むと失敗するからです。「なんとなく」や、「とりあえず」程度の気持ちでは採用されないでしょう。かと言って受かる就活対策や方法なんて知らない。
そして、それっぽい履歴書や志望動機に自己PRでは採用されることは難しいです。もしそれで採用されたのならば、人材にこだわらない採用のため、ブラック企業の可能性がかなり高いです。
フリーターでも正社員で採用されるための基礎や就活術を徹底して教えてくれ、ブラック企業とのマッチングを減らしてくれる完全無料の転職エージェントを活用するのがおすすめです。完全無料で就職を手伝ってくれるなんて怪しいと思われるかもしれませんが、一切心配有りません。お金はすべてあなたを採用した企業が支払うからです。そして、あなたの給料が減らされることもないため安心してご利用ください。私もエージェントを利用したことで脱フリーターし、ホワイト企業の正社員として就職できました。
まずはエージェントに登録する覚悟さえ持てれば、有利な就職活動がスタートします。
就活とアルバイトのスケジュールの管理
目標である脱フリーターはいつまでに成し遂げるのかを決めましょう。期限を決めずにいるとだらだらと続けてしまいます。
期限を決めることで、打ち込むモチベーションが上がるだけでなく、期限から逆算してスケジュールを決めることができます。
出勤日数を減らし、書類作成や面接対策を考える時間を確保し、次の選考に進む前提でスケジュールを空けておきましょう。
出勤日数が減ると収入が減ってしまいますが、今後の人生を考え、行動するようにしましょう。
就活を先延ばしにしない
来年からやろう、来月からやろうなどと、就活をやらないといけないとは思っていてもなかなか行動できなかったり、いざエントリーしてみても選考に落ちるとやる気を無くしてしましがちです。
しかし、だからといってそのままのフリーター生活を続けることは本当にあなたのためになるのかを考えてください。
先延ばしにしてしまう癖も私には痛いほどわかります。ですが、ここは心を奮い立たせ、先延ばしにせずどんどん行動しエントリーしましょう。
どうしても自分一人では、やる気がなくなりがちになってしまうため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すると、エージェントからこまめに連絡が着たり、求人情報を教えてくれたり励ましてくれたりやる気を出させてくれます。モチベーションの維持のためにも転職エージェントを活用することはおすすめです。
自分を知る自己分析をしよう
自分がどんな性格なのか、どんな価値観を持っているのかを理解しましょう。自己分析で自分の強みや弱みを知ることで、自己PRに活かすことができます。
また、自分がどんな業種や会社、働き方と合っているかを考える上でとても重要な分析になります。
自己分析は難しいものでは有りません。調べるとネットで無料で自己分析ができるので始めてみましょう。そして改めて、自分の興味のあることや、今頑張っていること、過去に頑張ったことチャレンジしたことを思い返して文章にしてみましょう。
自己分析で改めて自分を知ることが就職の成功率を高め、より良い就職ができることに繋がります。
会社を知る企業研究をしよう
自分に合ったいい会社に就職するためにも企業研究をしましょう。
エントリーする会社は徹底してどんな会社なのかを調べましょう。入社後に「こんな会社に就職したいと思ってなかった」「思っていた仕事とぜんぜん違う」
なんていうミスマッチを防ぐことができます。
そして、志望動機としてこの会社のどういうところがいいと感じ、自分がどのように活躍できそうかを話す事ができるためよく調べましょう。面接をする人事の方にはきっと「よく会社を調べてくれている人だ」と感じて貰うことができるはずです。
エントリーする会社のライバルの会社と比較したり、会社が発信している情報などチェックしましょう。
面接対策をしよう
面接では、その人の人柄やマインドがみられます。「どんなことに関心のある人なのか」「どんな活躍をしてくれそうか」「どんなことをしてきたのか」を重要視されます。ビジネスマナーは身についていて当然のレベルです。就職活動は職歴のないフリーターも職歴のある転職者も採用者からすると同じです。フリーターだからといって多めに見てもらうなんてことは有りません。ビジネスマナーに不安がある方は、習得してから望みましょう。
会社にあった面接対策を行えるようにしましょう。
転職エージェントを活用すれば、完全無料で自己PRではどんなことを伝えればいいのか、受け答えはできているか、面接のマナーは大丈夫かなどプロに相談することができ、アドバイスや添削もしてくれます。ぜひ転職エージェントを活用しましょう。
私もエージェントにアドバイスを貰い、ネットや本にない生の就活術を教えてもらい活用することができました。
関連記事:元フリーター現採用担当が教えるフリーターの職務経歴書の書き方
脱フリーターを成功させるポイント
脱フリーターを成功させるためのポイントを3つまとめたしたので解説いたします。
できる限り若いうちに行動早めの行動を
若いほうが素直で飲み込みもよく、長く働いてくれる。訳あり期間が短いため、どちらかといえば企業は若い人を採用したくなります。
26歳でもフリーターから正社員採用で就職することができました。あなたが私と同じ年やそれより上であっても、必ず正社員で就職できると思って今すぐ行動してみてください。早く行動した人しか掴み取ることができません。もしあなたが20代前半でもすぐに行動してください。年を重ねるごとに、どんどん難しくなってきます。
何度もチャレンジする
使えるものはとことん使う。気になる会社にエントリーして、落ちてもどうすればよかったのかを考えましょう。
大卒新卒の就活でも100社受けてやっと決まると言われています。2〜3社受けて内定が出るなんてケースは稀です。
半年から1年なんてザラです。覚悟を決めて脱フリーターのためにどんどん就活に挑戦しましょう。
関連記事:正社員就職を諦める前に知っておきたいフリーターの就活方法
正社員として頑張りたいという強いマインドが超重要
最終面接では役員や社長との面接となるのが一般的です。社長クラスとなると人を見る力が半端ないです。能力よりもマインドつまりこの人はどんなことに関心があってどんなことをしてくれそうか、あなたはどんな人なのかをみられます。初めの方にあなたと接点をもつ人事や採用担当の方とは違います。嘘をつかず志をまっすぐぶつけましょう。そのためにも、やりたいことを明確にする必要があるため、自分や業種、会社と向き合いしっかりと自分の言葉でやりたいことを伝えれるようになりましょう。
脱フリーターを成功させた関連記事:大卒の職歴なし 26歳フリーターでも正社員就職を成功させる方法
未経験歓迎はフリーターでも内定が出やすい求人の特徴
求人サイトから会社を探す際は、未経験歓迎を選びましょう。この場合フリーターにもチャンスがあります。
最近では、IT人材が不足しているため、プログラマーの需要が高く、エンジニアだと未経験や文系でも募集があるのでチャンスです。
このように職歴がなくても未経験OKとしている求人が有り、実際に未経験でも内定が出る場合があります。
しかし、結構な割合で 未経験=それを仕事にしたことはないが基本は習得している 職歴が正社員経験あり となっている場合もあるため、油断できません。
会社としても育成コストはできる限りかけたくないものです。その業種に経験がなくても社会的信用がある職歴前提の場合も多いです。
未経験だけど今独学で勉強しているなどのアピールがあると採用率が上がります。すでに行動を起こしている人やる気のある人として評価してもらえるので専門的な業種にでもチャレンジすることができます。
関連記事:正社員になれないのはなぜ?不合格が続くフリーターの特徴と対策方法
人材不足とエージェントで脱フリーターのチャンス
就職氷河期が終わり、今度はどこの企業も人手不足です。つまり、売り手市場が続いています。フリーターお断りの会社も多くあったみたいですが、いろいろな背景があり、企業の寛容さも高まり、フリーターから正社員に採用される傾向が強まっているみたいです。
そして、スマホやwebサイトやSNSの普及によって情報を得る機会が増えたことと、就職支援サービスの普及によりフリーターでも正社員になるチャンスがつかみやすくなったと言えます。かくいう私も職歴なしのフリーターから正社員に転職することができました。
採用の波が弱くならない今のうちに行動することが成功を掴むことになります。
今すぐ転職エージェントサイトに登録し、行動を起こしましょう。